先日ずっと気になっていた
映画『ひゃくえむ。』を観てきました!
『チ。-地球の運動について』で有名な魚豊さんの連載デビュー漫画が原作の
100m走を題材にした人間ドラマが描かれています。
各キャラの100m走に懸ける情熱、価値観、執念が描かれ、とっても引き込まれました!
スポーツを題材にしているけど、ストレートなスポ根作品とは少し違う哲学的な
異なる視点もあってとても面白かったです!
様々な出来事や立場の変化、年齢によって変化する
考え方など、どこか人生を思わせるような作風でした。
その積み重ねの結果、「走る意味」について描かれたラストは強く印象に残りました…..
作画ではロトスコープを使用しており、実際の陸上競技の試合を
彷彿とさせる迫力があって圧巻されました!
演出でも、長回しのカットで競技の緊張感が漂う場面もあれば、
登場人物の心情を映す大胆な演出もあり、見ごたえある内容でした!
また主題歌にはOfficial髭男dismが起用されていて、
その曲も作中の雰囲気にぴったりですごく良かったです!
作中では陸上にまつわるセリフだけではなく、
人の生き方や考え方など、とってもいい名言が
たくさんあるので、それも魅力の1つだと感じました。
漫画の方は上と下の2巻で完結しているため
すごく読みやすいと思うので、映画でも
漫画でも気になった方はぜひ読んでみてください!